鮪のシマハラ

鮪のシマハラ応援団 洪大記さん その2

洪大記(ホン・テギ)さん

株式会社ゴリップ取締役副社長

株式会社ゴリップ https://www.golip-holdings.com

「鮪のシマハラ」には、7回ほどお客さんを連れて行き、その間の僕の気づきを10個くらいメールで送りました。すると、次には、早くも半分以上が改善されていたんですよ。このスピード感、半端なくすごいです。自分が同業者で、役職もやっているからわかるんですが、心ある人は厳しい意見も言ってくださる。洪ちゃんの店やから言うんやけど、料理が出てくるのも遅かったって。あれだとお客さん減るんちゃうか、とかね。本当にありがたいです。

 

だから、僕も兄貴(島原さん)に、大好きやし応援したいから、言わせてもらう。すると「けどね」という言い訳めいたことは一切ない。OK、わかったよ。次、楽しみにしといて、くらい全部謙虚に受け止めてくださる。嬉しいです。実際、行くたびに店はどんどんよくなっています。

 

サービス業というのは、お客様が来なければ自分たちも食い扶持がないんです。だから、お客様を喜ばしてなんぼ、です。でも、兄貴の場合、「お客様は神様」というのとも違うんですよ。

 

お客様におもねないっていうのかな。例えば、冷凍マグロとかって温度管理が大事ですが、居抜きの店舗でマグロの容量が収まらなかったっていうんで、店舗の中央に大きなストッカーがおいてある。そんなところにストッカーがあれば、普通、お客様に遠慮して開けられないじゃないですか。でも、すんません、って言いながらさっと開けちゃう。

 

さらには満席時に、ストッカー脇にお客さんを案内して「よかったら、ここの上でビールとつまみでも飲んでおってくださいよ」って。スタッフみんな、こんな調子ですよ。立ち振る舞いが最高です。

 

きっと、兄貴のバランス感覚やキャラクター、大切だと思うことが全員に浸透し、それが店の空気感を醸し出しているんでしょう。だからこそ、お客さんもくつろげるし、満足して帰るのではないでしょうか。これからの展開が楽しみでなりません。

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